杉(スギ)
杉(スギ)の特性
杉は日本で最も一般的な木材であり、柔らかく軽量でありながら適度な強度があります。
赤と白のコントラストが鮮やかで、並べると自然なグラデーションが生まれ、自然素材ならではの唯一無二の美しく温かな印象になります。
その柔らかさから、肌触りにも温かさが伝わります。
特にその柔軟性から、さまざまな形状に加工されることができます。
檜(ヒノキ)
檜(ヒノキ)の特性
檜は香り高く、耐久性に優れています。
日本では杉の次に多く、紅淡色の赤身はほんのりとした印象です。
杉よりも成長が遅いため高価にはなりますが、そのため強度が高く香りも強いです。
日本の伝統文化においても重要な素材とされています。
赤松(アカマツ)
赤松(アカマツ)の特性
赤松は名前とは裏腹に紅淡色の赤身に黄色っぽい白身の見た目です。
日本にもありますが、海外からの輸入がほとんどになります。
海外ではポピュラーで安価であり、適度な強度と油分を多く持つため、日本にも多く普及しております。
ホワイトウッド
ホワイトウッドの特性
ホワイトウッドは、赤身と白身の区別がつかないくらい白い木です。
欧州からの輸入が多く、柔らかくて軽量な木材でありながら、十分な強度を持つ木材です。
米松(ベイマツ)
米松(ベイマツ)の特性
米松はアメリカ・カナダからの輸入品で、長年日本の木材市場を支えてきた最もポピュラーな木材です。
強度・価格・安定供給のバランスの良さから日本の木材市場の大半を占めていおり、ほとんどの住宅で主要な構造材として使われています。
紅淡色~オレンジ色の赤身とグレーっぽい白身の見た目は馴染みのある木材です。
ピーラー
ピーラーの特性
ピーラーは米松の中でも非常に目が細かいものを言い、本来はかつら剥き(ピーリング)すると綺麗な木目の薄い板が取れることから、この名称が使われております。
また、米松は松脂を多く含んでおり、これを圧力釜で抜いた材料であり、米松の最高級品として非常に高価で希少なものになります。
栂(ツガ)
栂(ツガ)の特性
栂は高密度で強度があり、寸法安定性からも枠材として使われています。
少しくすんだ紅淡色で、適度な硬さと粘りがあり加工しやすい木材です。
ホワイトアッシュ
ホワイトアッシュの特性
ホワイトアッシュは硬い木で、タモに近く、楽器やバットに使われる木です。
グレーっぽい色と力強い木目が特徴で、ワイルドな印象です。
欅(ケヤキ)
欅(ケヤキ)の特性
欅は硬くて耐久性があり、古くから日本で使われている木材です。
その重厚感と茶色~オレンジ色の美しい色合いが特徴で、日本の高級品に多く使われます。
捻じれたり反ったり、非常に暴れやすい木で、硬いので扱うには少し技術が必要です。
米ヒバ(ベイヒバ)
米ヒバ(ベイヒバ)の特性と用途
米ヒバは全体的に黄色い木材で、ヒノキチオールを多く含むため耐久性が高く、腐朽や虫害に強いため長期間使用できます。
香りも強く、ヒノキに似た香りがします。
適度な強度があり、耐久性も高く、加工もしやすいです。